内部統制とは

企業の意思決定手順を明確化し、粉飾決算などの不祥事や事故を
防ぐ仕組みのことです。

2007年9月施行の金融商品取引法に基づき、2008年4月以降に始まる
事業年度から上場企業と主要子会社に整備が義務付けられます。

正確な決算書作成に影響を与えるリスクと予防策を文書にまとめ、
経営者が自己点検したうえで会計士の監査を受けます。


内部統制が最近話題の訳

今や日本の上場企業の株主の半分は、外人です。

従来の日本人どうしのあいまいさは許されず、又内部統制をきちんと
やると不祥事が避けられると共に経営効率が良くなり、
経営実績が上ることがわかったからです。


内部統制が必要な企業規模は?

中小企業でもこれをきちんとやると色々なトラブルや不祥事が避けられ、
経営効率が良くなることでは同じだからです。



どんなものが内部統制なのですか?

ICAAO(内部統制評価機構)がまとめた5つの基準は

①「顧客」や「社会」との良好な関係維持

②「経営資源」の確保維持

③経営者、経営幹部、管理者および社員個人の
 能力向上を目指す「学習」の仕組み

④ 「経営管理」の実践と改善

⑤ 「知の経営」の実現      

とされています。